にきび対策


にきびの種類


にきびの原因

ニキビ

にきびの原因の一つは、毛穴の中に角質や皮脂がたまってしまうことで出来てしまいます。皮脂とは、毛穴の奥の方にある皮脂腺という所から分泌されている油のことで、この皮脂が最も多く分泌されている場所に、にきびが出来やすくなっています。

にきびには大きく分けて4種類(白にきび、黒にきび、赤にきび、黄にきび)あり、それぞれにきびの原因が違います。それぞれの原因について紹介していきます。他にもにきびの原因となるものが色々あるので、それについても詳しく紹介していきます。

にきびの原因 - 種類別

白にきび

まずは、白にきびの原因を紹介します。毛穴の中にある脂がニキビ菌によって分解されてしまい、それが脂肪酸に変わってしまいます。その毛穴が刺激され炎症を起こしてしまったのが白にきびなのです。

黒にきび

二つ目は、白ニキビと同様に多いのではないでしょうか、そう、黒にきびです。
黒にきびは、詰まった毛穴の中に角質や皮脂がたまり、毛穴が開き中身が見えてしまっているのが黒にきびなのです。

赤にきび

さらにもう一つが赤にきびです。赤にきびの原因は毛穴が、完璧に塞がれてしまうことで起こります。毛穴が塞がれてしまうと、そこから化膿や炎症をどんどん起こしてしまい、皮脂の分泌が妨げられてしまいます。そして、どんどん感染をおこしてしまいこうして赤にきびは出来てしまうのです。

黄にきび

そして4つ目は黄にきびです。黄にきびは、赤にきびが更に炎症を起こし変化してしまった症状です。最初は毛穴がふさがってしまい、出口がない皮脂と角栓により、毛穴が少しずつ大きくなってしまい、徐々に炎症を起こしていきます。この炎症が長時間にわたり悪化していき、毛穴周辺の組織から真皮までダメージを与えてしまい赤い色をしたできものができてしまうのです。

このできものが更に炎症し、悪化してしまうと化膿していき、真皮に膿が溜まってしまうのです。そうなると黄色い膿がうっすらと透けて見えてしまい、大きく腫れ上がっているできものが黄にきびなのです。

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にきびの原因 - 思春期

思春期にきびが出来る原因としては10代の男女それぞれの思春期です。まずは女性から見ていきましょう。女性は、思春期になると男性ホルモンの分泌がより活発になってきます。男性ホルモンの分泌がより活発になると、卵巣の成熟が伴わなくなり女性ホルモンより男性ホルモンの割合が高くなってしまいます。

男性ホルモンの割合が高くなるということは、皮脂腺が活発になってしまい、先ほど紹介したように皮脂が多く分泌されてしまうのです。皮脂が多く分泌されることで、毛穴の中に角質や皮脂がたまっていくため、にきびが数多くできてしまうのです。女性の場合は月経前になると卵胞ホルモンに対して、黄体ホルモンというものが急激に増えてしまうので、これによってもにきびが増えてしまういます。

男性も同じく、思春期になるとテストステロン(男性ホルモンの一つであり、筋肉増大やたんぱくの同化作用の促進をします)の分泌量が移行してしまうと、にきびが出来やすくなってしまうのです。

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にきびの原因 - 食べ物

チョコレートにきびは、食べ物からもできてしまいます。みなさんおわかりの通り、甘い物や刺激の多いもの、油っこいものがにきびにとって一番の好物ですよね。よく甘いチョコレートや、油分がぎっしり詰まっているくるみやピーナッツを食べ過ぎるとにきびが出来てしまう、増えてしまうなどよく聞きます。

甘い物を摂り過ぎてしまうと、血液が酸性に変わってしまいます。血液が酸性に変わると糖分が代謝に必要とするビタミンB郡がそれらによって細胞の働きが悪くなってしまい、皮膚の抵抗力が落ちてしまうので、にきびを作ってしまう菌にやられてしまうのです。もちろんビタミンの欠乏によってもにきびを増大させてしまう原因の一つとなっています。

ビタミンB郡の欠乏により皮脂腺の働きがより活発になってしまうので、皮膚へにきびの出来やすい環境を作ってしまいます。また、スナック菓子類や即席(インスタント)の食品もにきびが好む物です。

これらは初めから過酸化脂質(脂質が酸化されたものです。天ぷら油を何回も使用して茶色くなった感じのもの)になっているものが多く作られており、この過酸化脂質が多く含まれている物をたくさん食べてしまうと、分泌される皮脂はもちろん過酸化脂質によってにきびを増大させてしまい悪化までしてしまいます。

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にきびの原因 - 体調の変化

体調の変化にきびは他に、体調の変化によってもできてしまいます。この世の中です。毎日イライラしていませんか?また便秘やストレスによって自律神経が不安定な方はたくさんいますよね。もちろんお酒やたばこの飲み過ぎも最もにきびにとっては最高の寝床を作ってしまう原因です。

このような自律神経など不安定になってしまうと、脳下垂体から副腎皮質刺激(ふくじんひしつしげき)ホルモン(下垂体前葉から分泌されるホルモン)の分泌される量を増大してしまい、男性ホルモンの量が多くなり皮脂腺が活発になってしまうので、にきびを増やし悪化させてしまう原因となってしまうのです。

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